侍、ハバロフスクを斬る! 〔一斬り〕

2005年1月8日と9日、ハバロフスクでのクレインズの試合を観戦してきたので報告します。
遅くなってスミマセン…

1.移動
<旅程>
まず、日本からハバロフスクへ行く国際線を探してみると…
月曜と金曜に新潟からの直行便がある。どこかを経由していけば、他のルートで行けないこともないだろうが、のんびり旅行する時間がなかったので、この直行便を利用することに決めました。
ハバロフスクでのクレインズの試合は土日だし、金曜に行って月曜に帰ってくればちょうどいいし!ということで、旅程は以下のとおり。

1月 6日(木) 釧路 → 札幌 → 新潟
1月 7日(金) 新潟 → ハバロフスク
1月 8日(土) ハバロフスク滞在
1月 9日(日) ハバロフスク滞在
1月10日(月) ハバロフスク → 新潟 → 札幌 → 釧路

<ダリアビア航空>
週に2往復、新潟―ハバロフスク間を結んでいるのは、ロシアのダリアビア航空。
ロシア語で、Дальний Восток(ダリニイ ヴァストーク)が極東という意味。
авиа(アヴィア)がエアーという意味。
これを組み合わせてダリアビア航空。つまり、極東の航空ということ。
機材は、行きも帰りも最新鋭のツポレフ214型機でした(ちょっと古い154型機のときもあるようです)。新潟からハバロフスクまでは約2時間。日本から結構近いんですよね〜。


ダリアビア航空のツポレフ214型機 新潟空港にて

<呉越同舟>
ハバロフスク行きの飛行機では、クレインズの選手、王子の選手と一緒でした。(このときのハバロフスクは、ハルラも来るミニ集結だったのです。)
中は満席状態。日本からハバロフスクへ行く人ってこんなにいるんだ〜、と少々驚きながら乗ってた私。
ここで、ちょっとしたハプニングが! 定刻になってもなかなか離陸しない。外ではなにやら忙しそうに人が動き回っている。そのうち、機体の後ろの扉が開けられ、作業員がガヤガヤと中に入ってくる。何かあったのか? と思っていると、なんと、乗客の荷物が荷物室に入りきらなかったらしく、客室にも積み込むとのこと。オイオイ、大丈夫なのか?? とちょっと不安を覚えつつも、「そうだよな、ホッケー選手が50人も乗ってたら、荷物の量も大変なことになるよな〜、と納得してしまいました。

2.ハバロフスク
<気温>
寒いのは予想してましたが、実際は予想以上!
1月のハバロフスクの平均気温はマイナス20℃以下。寒いときはマイナス30℃くらいまで下がります。
建物から外へ出ると10秒で鼻水が凍り、鼻の中がパリパリしてきます。街中を歩いてても、帽子をかぶっていない人と手袋をしていない人はまずいません。帽子と手袋なしでは耐えられないんですよ。立派な毛皮のコートを着てる人が多かったなあ。あと、私はモモヒキと使い捨てカイロに助けられました。ホント、持っていってよかったです。でも、故郷へ帰ってハツラツとしていた(?)我らがミッちゃん、なんと
Tシャツの上にジャンパーという軽装で街を歩いてました。


<宿>
インツーリストという外国人向けのホテルに泊まりました。クレインズ、王子、ハルラの選手も一緒でした。部屋はきれいで快適。テレビも備え付けてあって、NHKが受信できる部屋もあったらしい。残念ながら、私の部屋では見られませんでしたが…。ちなみに、有料放送はありません。でも、夜中にそれっぽい放送もやってました…。
ホテルの各階には、その階の担当の受付嬢(?)が24時間体制で待機していて、そこで部屋の鍵を渡してくれます。出かけるときは、このお姉さんに鍵を渡します。変わったシステムだな〜と思いました。もしかしたら、各階に誰か1人を配置しておくことで、セキュリティーを高めているのかもしれません。
Fには豪華なレストランやATM、地下にはビリヤード場やバーもあって、宿泊施設としては申し分ありませんでした。


ハバロフスクに着いた日の夕食はこれだけ… 注文を間違えたかな


ホテルの部屋です

<お金>
通貨はルーブル。その下の補助通貨としてカペイカ(コペイカ)というのもありますが、このカペイカはあまり使われないようです。1ルーブルが約4円(2005年1月現在)。
ビール(500ml缶)がスーパーで20ルーブルくらい。タクシー料金は少し高めで、ちょこっと乗っても100〜200ルーブルは取られました(ボッタクリではないと思うんですが…)。メーターはついていないので、金額は交渉で。
全体的には、物価は日本よりやや安いといったところですかね。

<食べ物>
食べ物はおいしかった。(私は、たいていのものを「おいしい」と思ってしまうので、あまり参考にならないかもしれませんが…)ロシア料理の代表、ボルシチやペリメニも食べてきました。
あと、ぜひ伝えておきたいのがホットドッグ。道端で売っているんですが、これがすごくウマい! ただ、マイナス20℃の中で食べると、最初はアツアツでも、食べ終わる頃には凍ってしまってるんです。これ、冗談でなくてホントの話! ウソだと思ったら試してみてください!


ハンバーガー屋に入ってみました でも、中身はハンバーグというよりはビフカツという感じかな


これが道端のホットドッグ! その場で作ってくれます 最高!


<治安>
ガイドブックには「ロシアの治安はあまり良くない」と書いてありましたが、私には治安が悪いとは思えませんでした。「悪徳警察官が旅行者から金を巻き上げる」というような事例をいくつか読みましたが、そんな光景には1度も出くわしませんでした。昼も夜も1人でブラブラしましたが、何も危ないことはありません。むしろ、ハバロフスクのロシア人は気さくに話しかけてくれたし、親日的という印象を持ちました。ただ、これはもしかしたら、たまたま私が被害に遭わなかっただけなのかもしれません。本当に治安がいいのかどうかはわからなかったので、警戒しておくに越したことはないでしょう。

二斬りへ




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